<1.25 3×3行列の固有ベクトル>
ここで、3×3行列の固有ベクトルを求めると、
ですから、それぞれの固有周波数の場合を考えます。
(1)のとき
→
従って、
(2)のとき
→
よって、
(3)のとき
→
よって、
というようになります。
以上から固有振動モードと固有値を合わせてみるとそれぞれ次のようになります。
(1)
(2)
(3)
つまり、固有値の数だけ固有振動数があり、それぞれに振動モードがあるわけですが、基本的な計算手法はベクトルと行列を解くことで計算できると言うことがこれでわかると思います。
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