<2.4 二階微分>
微分した関数をもう一度微分した「二階微分」について考えてみましょう。
二階微分の定義は、
となります。
の二階微分を考えると、
ですから、
となります。
また、微分商で示せば、
と表すことができます。
を演算子と見なすと、
ということになります。
いずれも、表記上の問題で意味するところは同じです。
ところで、二階微分の物理的具体例は一番わかりやすいのが加速度でしょう。
高校の物理でやったように、加速度aは速度vの変化率で表されますから、変位についての二階微分になります。
つまり、
と言うことで、皆さんご存じの通りです。