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世界で最速のコンピュータは?

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コンピュータは1940年代後半に現れて1950年代に事務用コンピュータとして発展、198090年代は事務、技術計算機として発展しました。そして今はインターネットでの検索や情報交換機能として発展し、世界中に無数のコンピュータがあると言って過言ではないと思います。今は日本人であれば個人でコンピュータを持っているのが当たり前であり、コンピュータを持っていないことは買い物や情報交換で出遅れているのではないかとの印象も与えてしまいそうな状況です。 ただ若者はコンピュータでなく、携帯電話やスマートホンでの情報交換、検索を行っており、今やコンピュータも不要になってきているのかもしれません。

そのような中で世界の大規模コンピュータの順位や動向がTop500として公開されていますので、その情報を整理してみたいと思います。

Top500は http://www.top500.org/ 掲載されており、だれでも手軽にアクセスすることが可能です。

 

 

−性能をグラフ化−

下記のグラフは1500位の性能を総和、1位の性能、500番目の性能をグラフ化したものです。

http://www.top500.org/static/lists/2010/06/perfdevel/Performance_Development.png

 

 

上記10システムの詳細情報

順位

コア数

Rmax

Rpeak

製造元

設置場所

システム構成

1

224162

1759.0

2331.0

United States

Cray Inc.

Oak Ridge National Laboratory

Cray XT5-HE Opteron Six Core 2.6 GHz

2

120640

1271.0

2984.3

China

Dawning

National Supercomputing Centre in Shenzhen (NSCS)

Dawning TC3600 Blade, Intel X5650, NVidia Tesla C2050 GPU

3

122400

1042.0

1375.8

United States

IBM

DOE/NNSA/LANL

BladeCenter QS22/LS21 Cluster, PowerXCell 8i 3.2 Ghz / Opteron DC 1.8 GHz, Voltaire Infiniband

4

98928

831.7

1028.9

United States

Cray Inc.

National Institute for Computational Sciences/University of Tennessee

Cray XT5-HE Opteron Six Core 2.6 GHz

5

294912

825.5

1002.7

Germany

IBM

Forschungszentrum Juelich (FZJ)

Blue Gene/P Solution

6

81920

772.7

973.3

United States

SGI

NASA/Ames Research Center/NAS

SGI Altix ICE 8200EX/8400EX, Xeon HT QC 3.0/Xeon Westmere 2.93 Ghz, Infiniband

7

71680

563.1

1206.2

China

NUDT

National SuperComputer Center in Tianjin/NUDT

NUDT TH-1 Cluster, Xeon E5540/E5450, ATI Radeon HD 4870 2, Infiniband

8

212992

478.2

596.4

United States

IBM

DOE/NNSA/LLNL

eServer Blue Gene Solution

9

163840

458.6

557.1

United States

IBM

Argonne National Laboratory

Blue Gene/P Solution

10

42440

433.5

497.4

United States

Sun

Sandia National Laboratories / National Renewable Energy Laboratory

Sun Blade x6275, Xeon X55xx 2.93 Ghz, Infiniband

 

 

 

 

CPUの動向をグラフ化−

下記のグラフはCPUのアーキテクチャをグラフ化したものです。

              スカラーCPU: IntelXeonAMDOpteronIBMPower

              ベクターCPU: NECSX、富士通のVPPCrayYMP

 

 

 

 

OSの動向をグラフ化−

下記のグラフは利用しているOSをグラフ化したものです。

 

 

 

−そのほかの項目でグラフ化−

下記のグラフは利用しているコンピュータベンダー別にグラフ化したものです。

IBMCELLPowerHPXeonItanium2が多いかと思います。

 

 

下記のグラフは国別に設置システムでグラフ化したものです。

日本が毎年、少なくなってきておりますね?

一方、中国や英国が多くなっております。

 

 

 

下記のグラフはクラスタのシステム間の接続方法でグラフ化したものです。

GigaEthernetInfinibandが多いですね。

一時、Myrinetが多かったですが今はほとんどありません。

 

 

性能でインターコネクトのシェアを分類しました。

この結果から判るのは大規模システムではInfiniBandになることが判ります。

 

 

 

 

−スーパーコンピュータとは−

スーパーコンピュータの定義は時代によって大きく変化します。一般的にはその時代の最新技術が投入された最高性能の計算機を指します。1990年頃のコンピュータでは数十Gflopsの性能を持ったコンピュータはスーパーコンピュータの分類に入ったような気がします。また輸出入規制が厳しくDECにいたころはDenied Partyにスーパーコンピュータが渡らないようにとの教育も受けた記憶があります。最初のスーパーコンピュータとしては1960年代のIBMCDCのコンピュータが該当し、1970年代になるとCrayや富士通、NECのベクターコンピュータが出てきて、ベクターコンピュータがスーパーコンピュータの代名詞になりました。 しかし2000年頃からはスカラーCPUが中心になりコンピュータ間を高速通信で接続して、大規模な並列処理ができるようになると、クラスターシステムがスーパーコンピュータの代名詞になりました。

 

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